食いしん坊無職をめざす~セミリタイア後の生活~

44歳でセミリタイア!現在48歳。台湾好きな中年が完全リタイアへ向けてつづっていく日記

結婚について考える 『結婚して良かった事及び悪かった事-中編①』

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(続き)

1997年(平成9年)俺が28歳、この年はとんでもない年だった。

北海道拓殖銀行の倒産及び山一證券の倒産があったんだよね。

今でも印象にすごく残っているんだが、山一證券の社長が

『社員は悪くありませんから…』と泣きながら、謝っていたね。

北海道拓殖銀行といえば、当時10行ほどあった都市銀行の一角を占めていたわけで、まさか都市銀行が倒産するとは思わなかったし、山一證券といえば、野村証券の次に大手だったので衝撃的だったよ。

また、これをきっかけに都市銀行の再編が加速したんだ。

今の東京三菱UFJ銀行だって、東京銀行三菱銀行三和銀行東海銀行が、最終的に合併して出来たものだしね。

俺もこの事件を見て、相当やばいと思ったね。今までも、多少は貯金をしていたんだけど、さらに節約して貯金をするようになった。結果的に、後々この貯金がすごい救いとなったんだけど。

 

あとこの年、俺が勤めていた会社の社長が変わったんだよ。

2年ぐらい前から、売上が下がり始めた責任を取って交代したみたいなんだけど、営業からたたき上げで社長になった人から、経理上がりの人に変わったんだよね。

売上が上がらなくなった原因は、営業をやっていたからわかっていた。

大企業の工場が海外に移転していくんだよ。

円高の為とか言われているけど、人件費も新興国は激安だからね。

それで移転した大企業は、部品等を現地調達するんだよ。当然、納入していた製品が売れなくなる。しかも、うちみたいな小さな会社は海外展開する力がなかったんだよ。

 

新社長が就任して翌年からだったね、社員を取らなくなったのは。

社長としては、大手銀行や証券会社が倒産するのを目の当たりにして、相当危機感を持っただろう。その結果、売上が上がらないんだったら人件費を削減してでも赤字を出さずに利益を出すしかないと踏んだわけ。給料も上がらなくなったよ。

なぜ、利益にこだわったかといえば銀行から金を借りれなくなるからだよ。

みんな知っていることだと思うけど、バブルが崩壊してから銀行も融資に対して不良債権を増やさないことを念頭とするので、すごく慎重になったわけ。

 

そんなわけで、営業所にいた社員も異動になったり会社に見切りをつけて辞めたりして減っていった。でも、補充はなく仕事量だけが増えていったんだ。

しまいにゃ、平日はお客との営業にあて、時間がないので休日に事務処理をする羽目になったよ。

まさに、電通状態。現代日本、誕生だね。

(続く)

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