【第一回台湾紀行5終】高雄婆婆冰から永和小籠湯包へ行ってみて。。。
写真:台湾新幹線。日本で製造された車両を使っている。
→前回記事
- 台湾新幹線に乗車!
- 試乗期間中の高雄軽軌に乗車!
- 永和小籠湯包は売切れ(T_T)。高雄婆婆冰へ
- 高雄婆婆冰:店舗データ
- 鼎泰豊へ行こうとしたんだが。。。
- 興隆居は定休日でした(>_<)
- リベンジ!永和小籠湯包へ
- 旅行集計
台湾新幹線に乗車!
台北に戻ると、いよいよ台湾新幹線に乗車する。昨日キップをゲットしていたので、駅弁だけ購入してホームへ向かった。
写真:台北駅で購入した駅弁。81元267円(袋を断れば、80元になる)
隣の南港駅始発だが、殆ど乗っていなかった。台北駅で満席になり出発。
この混み具合だと、自由席は立っている客がいると思われた。やはり指定席を予約しておくと安心である。
乗り心地は、日本の新幹線と同じように感じられた。相当、日本の技術が導入されているように思う。窓際の席だったので、景色を眺めながら先程購入した駅弁を食った。
それにしても、台湾の駅弁はどれを食ってもうまいね~。安いし、うまい。
乗客は、台中駅でかなり降りて車内はガラガラとなった。ちょっと、うとうとしていると、もう終点左營駅だ。
写真:台湾新幹線、左營駅。
キップを改札機に入れると、キップが出てきた。記念に持って帰る乗客が多いので、このようなシステムになっているのだろう。俺も、乗車記念として保存することにした。
ここからMRTに乗って宿泊地である高雄駅に向かう。台鉄でも行けるのだが、本数が少ないので、たいてい新幹線からの乗客はMRTを選択する。そんなわけで、MRTは混んでいた。
ちなみに、MRTの座席は硬化プラスチックか鉄でできていると思われるので、座り心地が悪い。日本の地下鉄みたいにクッションが効かないので、座っているとお尻が痛くなってくるのだ。
まあ、経費節減ってことだと思うのだが。。。
そんなことを考えていると高雄駅に着いた。
取りあえず、荷物を置きに初日に泊まったTingB&Bホテルへ向かった。
フロントには、初日にいたおばちゃんがおり、俺のことを覚えていたので、スムーズに手続きをすることができた。
写真:TingB&Bホテル客室からの景色。景色といっても、どぶ川を挟んで子汚い雑居ビルが見える。
試乗期間中の高雄軽軌に乗車!
まだ日も明るいので、最近開通したLRTに乗りに行くことにした。高雄駅からMRTで凱旋駅まで行くと、凱旋駅にLRTの案内が出ていた。案内の通りに地上に出ると、すぐ電停があるのが分かり電停である前鎮之星駅にたどり着くことができた。
写真:LRT前鎮之星駅にある電停案内。
目の前には大きな道路と軌道が交差しており、係員がLRT通過時にスクーターなどが通る道路の交通を遮断していた。
写真:LRT前鎮之星駅前にある大きな道路。
まだ試乗期間中で無料で乗れました。
写真:LRT前鎮之星駅にあった券売機。
しかし、これ本格的に開業した際にも道路交差部毎に係員が常駐しているのだろうか?日本じゃ、LRTとかの道路交差部にいちいち係員など配置していないが、ずーと続けていたらえらいコストがかかって大変だな~とか思いながら待っていると、LRTがやってきた。
写真:前鎮之星駅にやってきたLRT。これは俺が乗る方向とは反対方面に向かうLRTだが。
写真:LRT車内。
試乗期間なだけに、区間は短かった。電停は何カ所かあったものの駅間距離が短いため、乗ってすぐ終点の高雄展覧館駅に着いた。
写真:高雄展覧館駅にて。
従来からある路面電車には乗ったことがあるが、LRTには乗ったことがなかった。そもそも、日本にLRTって富山県にあることぐらいにしか思いつかないのだが。
LRTも路面電車の一種だけど、従来の路面電車はすごく唸り声をあげて車体を揺らしながら走るイメージがするのだが、高雄のLRTは静かでほとんど揺れも感じず、快適な乗り物だと思った。
写真:MRT三多商圏駅。
終点のLRT高雄展覧館駅から歩くこと10分ほどで、MRT三多商圏駅に着くことができた。
永和小籠湯包は売切れ(T_T)。高雄婆婆冰へ
これから、小龍包とマンゴーを食べにMRT鹽埕埔駅に向かう。
写真:高雄MRT鹽埕埔駅にて。飲食禁止をアニメキャラで。
高雄MRTに乗ってみて、以前の記事に座席の座り心地が悪いとコメントしたが、それ以外に、このMRTの特徴というか面白いところは、アニメキャラを徹底して使っているところだ。
写真:高雄MRT鹽埕埔駅にて。駆け込み乗車禁止をアニメキャラで。
写真:高雄MRT鹽埕埔駅にて。
写真:場所は忘れたが、ホームにこのようなデザインを使っているところがあった。いいのかこんなのりで!?
こんなことを可能にしてしまう高雄MRTはすごいと思いながら、地下鉄に乗っていた。
さて、MRT鹽埕埔駅に着くと、まず徒歩5分ぐらいのところにあるネットで評判の良かった永和小籠湯包を、グーグルマップで探しながら歩いた。案外すぐ見つかったのだが、まだ7時にもかかわらず、もう店じまいをしていた。
どんだけ人気なんだよ!と心の中でぼやきながら、しょうがない小龍包は値段高いけど鼎泰豊高雄店で食うかと思い、小龍包は後回しにして近くにある高雄婆婆冰に向かうことにした。
向かう途中で、今回の旅行で何回目かのスコールとなったが、何とか二店ある高雄婆婆冰のうち、目指していた旅籠店の方にたどり着くことができた。情報によれば、旅籠店の方がメニューがあるので、注文がしやすいとのことで、こちらにしたわけだが混んでいた。
写真:高雄婆婆冰の芒果雪花冰120元396円。ここも、めっちゃうまかった。
台北の冰讃と同様に値段は高めの設定になっていたのだが、ここはそんなに日本人がいるようには感じられなかった。
やはり、高雄という土地柄だからなのか、それとも日本人がいないせいなのか、冰讃とは雰囲気が全然違った。食品売り場に例えると、スーパーと八百屋ぐらいの違いである。
もちろん高雄婆婆冰は後者であるわけだが。
しかし、注文した芒果雪花冰はめっちゃうまかった~。
ほんと、スーパーであろうと八百屋であろうとうまけりゃいいと思った。
スコールも収まり、雨上がりに高雄婆婆冰を後にした。
高雄婆婆冰:店舗データ
公式サイト:鹽埕老店高雄婆婆冰
住所:高雄市鹽埕區七賢三路98-12號
営業時間: 11:00~22:00
鼎泰豊へ行こうとしたんだが。。。
その後、小龍包が食べるために鼎泰豊高雄店に向かうべく、MRT鹽埕埔駅からMRT巨蛋駅に向かった。
鼎泰豊高雄店は、駅からすぐの漢神巨蛋デパートの中にある。休日の夜7時位だったせいか、やたらと人がいて鼎泰豊高雄店には、すごい行列ができていた。
それを見て食べる気が一気に失せ、もう夕食はコンビニ弁当でいいやと思い漢神巨蛋デパートを後にした。
写真:コンビニで弁当を購入した際に袋を断ると、弁当専用入れ物をただでくれた。なんだか、面白い入れ物だ。
興隆居は定休日でした(>_<)
2016年8月29日
いよいよ台湾旅行最終日、早く起きたのでホテルからは一キロぐらいあるけど、散歩がてら早朝営業している肉まんで有名な興隆居に行ってみることにした。
写真:高雄の町並み。日本だったら、片側二車線になると思われる。台湾だと駅に近くなるほど、道の端にスクーター駐車スペースが設けてあって、スクーターが走りやすい道路設計になっている。
高雄の駅周辺は、大きな通りが多く歩きやすい。ただ、興隆居へ向かう途中に野良犬がいたので回避行動をしなくてはいけなくなり、その辺はマイナスポイント。
そして、興隆居に着いたのだがシャッターが下りていて張り紙がしてある。見てみると、なんと!今日は月に一度の定休日だと書いてあるではないか。(興隆居のフェイスブックを見ると、10月からは月に二日ほど定休日が設定してあるが、8月時点ではその辺のことは書いていない。もっとも、旅行出発前に興隆居の食べログは見ていても、フェイスブックは見ていないのだが)ついてないな~と思いながら、一度ホテルに戻った。
リベンジ!永和小籠湯包へ
そして、いよいよ帰国に向けホテルをチャックアウトして、空港に向かうことになる。
ただ、芒果雪花冰は散々食べてきたが小龍包をいまだに食べていないので、それが悔いになっていた。
悔いを残したくないということで、高雄空港出発は夕方の便の為、空港に行くには多少余裕があったことから、昨日店じまいをしていた超人気店永和小籠湯包に行ってみることにした。
ただ行くからには、近くにある昨日も寄ってうまかった高雄婆婆冰の旅籠店にも寄ってみる。まだ開店したばかりなのか客がだれもおらんかった。昨日と違って、なーんかまったりしててよかった。昨日は混んでたしね。
さて昼近くになったので、お目当ての永和小籠湯包に行ってみる。ここって店の軒先で営業しているんだけど、スコールのような激しい雨だと濡れそうな感じがする。
まだ仕込中のような感じがしたけど、勝手に席に座るとおやっさんが来たので、一つと意思表示をすると出来立ての小龍包を持ってきてくれた。
写真:永和小籠湯包の小龍包60元198円めっちゃ安いし、めっちゃうまい!
お金と引き換えに受け取ると早速食べてみた。
何これやばい、うますぎるー。肉汁が皮を破って口の中にジュワーと広がっていく。うわーこんな小龍包あるんだ。来てよかったというか、台湾に来て最後にここに寄れたのは最高にラッキーだった。あまりにうまかったので、おかわりをしてしまった。
大満足!!台湾きてよかった~
おそらくこの値段でこのうまさというのは、台湾広しといえどもあまりないだろう。物価高の台北じゃまず無理だと思われる。
いつ来るかわからないけど、高雄に来たら必ずまた寄ろうと思った。
後は余裕を見て空港へ。
搭乗手続き開始一時間前ぐらいに着いたので、空港内をちょっとぶらつく。
高雄空港は、そんなでかい空港ではないので、すぐ一通り回ってしまい、コンビニで機内にて食べるおにぎりを買ってから、スマホの無料充電器があったので、そこでスマホを充電しつつ、日本の空港にスマホの無料充電器なんてあったかなーとか考えながら時間をつぶしていた。
搭乗手続きの案内があったので、列に並ぶとここでは荷物の計測があった。成田空港ではなかったのに~なんだかな~とか思いながら台に荷物を載せると8kgだった。機内に持ち込める荷物は、バニラの場合10kgまでなのでセーフ。よかった~と、安堵。
そんなこんなで、いよいよ台湾ともお別れだ。
また来るぞー台湾。万感の思いを胸に台湾を後にした。
あーそうそう、成田空港に着陸の際に滑走路変更とかで、急遽着陸をやり直すために一度おもいっきり上昇したのには正直ビビった。
旅行集計
当時のレート1元=3.3円で計算
飛行機(往復)13,950円
宿泊費(4泊)13,157円
交通費 12,241円 悠遊卡(台湾ICカード)代を含む
ネット(sim) 990円
食費 6,819円
御土産代 2,574円
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合計 49,731円
現金 5,360元 悠遊卡 228元 あまった。来月の台湾旅行で使おうと思う。
(終わり)