台湾外交部と大学間の意見交換会に参加しました
こんにちは~台湾に住んでいるISO(@iso_taiwan )です。
先日、台湾外交部(日本でいえば外務省)と僕が通っている東海大学の意見交換会に参加する機会がありました。
滅多にないことなので、記録として残しておきたいと思います。
参加するいきさつ
最初に大学側から呼び出しがあったんですが、行ってみると外交部からの連絡で定期的に行われている意見交換会に参加してくれないかとのことでした。
とてもビックリしたんですが、語学留学をしているおじさんの意見でも聞きたくなったんでしょうかw
タイミング的に居留ビザを取得するにあたって、何度も外交部に足を運んだあとでしたからね。
そこそこ外交部中部事務所では有名になっておりました。
意見交換会に参加することは強制ではなかったので断ることもできましたが、居留証をこの時点で入手していなかったため断ったら発行に影響が出てしまう可能性があると考え参加することに。
学校側の対応
大学側で呼び出しがあったときに対応していただいた方は日本語のわかる方でしたが、そのためか当日通訳もされるそうで名刺をもらいました。
えらい若い時の写真が名刺に載っていて、これじゃ本人だかわからないなwと思いつつ話を聞いていましたら、当日は國際及兩岸教育中心の副センター長と僕が通っている華語中心のセンター長も来るそうです。
さすが外交部との意見交換会だね。大学側もそれなりの方が出席される。
この時すぐ参加することを伝えたんですが、担当者の安堵したような表情が見て取れました。
外交部の意向があったので、大学側としても参加してほしかったのでしょう。
意見交換会のテーマ
当日は華語中心のオフィスを9時40分に出発しました。
大学所有のワンボックスカーで行ったんですが、外交部中部事務所までの道程はめっちゃ早かったですね。
抜け道とやたらと飛ばす運転手さんのおかげで10分ぐらいw
大学近くのバス停からバスを利用すると30分ぐらいはかかるのに。。。
そんなわけで10時前には着きました。
日本語通訳も兼ねた大学側担当者の後をついていくと、会議室みたいなところへ。
待つこと5分ぐらい、外交部担当者が補佐官を連れてやってきました。
外交部担当者の名刺をいただくと肩書は副所長になってましたね。
すぐ意見交換会は始まったんですが、今回のテーマは外国人による違法就労について。
僕が通っている東海大学ではないんですが、台中の夜市で有名なところにある大学で外国人語学留学生の違法就労をした案件が最近あったそうです。
規則で語学留学生は就学を開始してから一年間はバイトを含めて台湾での就業は認められていません。
しかも一年の就学期間を過ぎればいいわけではなく、就業をするには台湾政府の許可を取らなければなりません。
聞いているとノービザで就業する方もいるようです。
ノービザで語学留学は可能なんですが、就業はできないんですよね。
その後もテーマに沿った内容で話し合いが進められたんですが、どうしても質問をしたいことがあり思い切って副所長に聞いてみました。
現在、語学留学の就学期間は長くて原則2年間(中には2年以上在籍されている方がいますが)という縛りがあるんですが、もう少し長く勉強をしたいんですと。
まったくテーマとは関係ない質問なんですけどねw
そうしたら副所長から明快な回答をいただきました。
本科生になる方法があるよって。
おお、その手があったかと思わず膝を打ち納得。
日本でも社会人で大学に通っている方がいますからね。
外交部で記念撮影
話し合いは30分ぐらい続いたんですが、最後に記念撮影となりました。
僕がいなければ、そのまま解散になるんでしょうけど。
その後、大学所有のワンボックスカーが正面入口に待機しており、大学まで送っていただきました。
最後に
今後2年間でどの程度中国語を学べるかにもよるんですが、外交部副所長からの提案である本科生になることも検討していきたい。
いずれにしても今回は良い経験をさせて貰いました。